エジプトの遺跡ガイド
タウセルト・セトナクト王墓(KV14)のページ
パッケージツアーでの王家の谷観光ではまず訪れない第19王朝の王墓です。
直線的な王墓スタイルとなっています。
この王墓については2重王墓という説明がされることが多いようですが、実際は第20王朝初代王セトナクトの墓です。
もともとは第19王朝最後の王タウセルト女王が造営したのですが、セトナクトが横領という形で装飾を変更しました。
この過程というものが非常にわかりにくいというかよくわかっていません。
元々セティ2世の王墓を王妃タウセルトが王座に就いた後造り直し、更にKV11の事故で工事を断念したセトナクトがここを自らの王墓とした。
その際、セティ2世についてはKV13を新たに造成し新王墓とした。という話もありますが実際は、専門家を含めて明確な説明ができないというのが現状のようです。
墓の入口付近にはタウセルト時代の装飾が残っており、そこにはセティ2世ではなくタウセルトの前王(おそらくセティ2世の息子で次王)のシプタハが描かれていることが、さらに謎を深めています。
残りは、書き換えを含めてセトナクトの名前を含む装飾になっており、2つある玄室の奥の方にセトナクトの石棺が残されています。
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