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エジプト南部の多くの遺跡にうち一番有名なものが、アブシンベル大神殿及び小神殿でろう。
この遺跡は、1813年にスイス人J.L.ブルクハルトよって発見され、その後ベルツォーニをはじめとして多くの探検家が調査発掘が行われた。
戦後になりアスワンハイダムの建設によって現れるナセル湖に沈む運命となり、ユネスコのキャンペーンにより65メートル高い位置に再建されることになった。
4億ドルの巨費と4年間をかけ大神殿は807個、小神殿は235個に分解され人工的に作られた山に再び組み立てられた。
アスワン観光で訪れるイシス神殿なども同じく救出されたものである。
夜には、音と光のショーが行われる。

※不思議なことに資料によって、神殿をいくつに分割したのか数値が違う。ここでは、J・ゴハリの『Guide To The Nubian Monument On Lake Nasser』、
Z・ハワスの『The Mysteries Of Abu simbel』の数値(大神殿807個、小神殿225個)を使用しているが、
地球の歩き方05/06版/ダイヤモンド社は、1036個に分割と記され、週刊世界遺産3号/講談社では、1万6千個という驚くべき数値が記載されている。

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アブシンベル


その他

2つの神殿の周辺の岩崖には、多くの碑文が刻まれている。この神殿の建設開始時の建設責任者であるクシュの総督イウニ、完成時のクシュの総督であるヘカナクト、
地震で受けた損傷を修復したクシュの総督パセルの碑文も見ることができる。
また日干し煉瓦で造られた周壁の一部も見ることができる。洪水などで痕跡もなかったが、おそらく大神殿前面には塔門や船着き場が存在したと思われる。