連絡欄2008
エジプトの遺跡ガイド

サッカラ(29.8714,31.0175)

(観光ルート)
通常、ツアーで行く場合には、メンフィス、ダハシュールとセットになり、半日または、1日観光となっている。
カイロから運河に沿って南下する。
途中崩れかけたピラミッドが見えるが、アブシールの第5王朝のピラミッド群である。

バスに乗っていると気が付かないが、サッカラのチケット売り場前にウナス王の河岸神殿跡がある。
通常の観光では、階段ピラミッドとピラミッドコンプレックスと呼ばれる付属施設を見学して終わる。
コースによっては、南にあるウナス王のピラミッドの参道や、階段ピラミッドの北側にあり、綺麗なピラミッドテキストが残るテティ王のピラミッドや、貴族のマスタバ墳を見学することもある。
最近遺跡地区入口近くにオープンしたイムホテプ博物館も小さいがサッカラで発見された遺物が展示されているので、時間を作り見学することをお勧めする。
階段ピラミッドのチケット(共通チケット50ポンド)で見学できるので、ガイドに確認するとよい。

ジョセル王のピラミッドコンプレックス
ウセルカフ王のピラミッド
テティ王のピラミッド
ウナス王のピラミッド
セラペウム

セケムケトのピラミッド

サッカラのマスタバ3038


人名辞典

P・ロエール
ピラミッド、特にサッカラの階段ピラミッドとその複合体の修復と現在の姿までに復元したことに多大な功績があった。

現在イムホテプ博物館には、ロエールの当時の部屋が再現されている。


ポイント

ピラミッドテキスト 
王の葬儀やその後の再生復活に関する呪文などが内部に刻まれたピラミッドがある。
この呪文・祈祷文をピラミッドテキストと呼ばれている。
このピラミッドテキストがあるピラミッドは、第5王朝のウナス王から第8王朝の王までに限られている。
現在ツアーでピラミッドテキストを見ることができるのはテティ王のピラミッドだけである。

セド祭
王位更新祭。
在位30年ごとに行われる王の生命・権力の再生復活にかかわる儀式だが、実際30年間在位する王は少なく、短い周期で行われていたものと思われている。

エジプトの遺跡ガイド

新王国時代末期のサッカラ復元図

セケムケトのピラミッド

テティのピラミッド

ウセルカフのピラミッド

古王国時代末期のサッカラ復元図

階段ピラミッド

ウナスのピラミッド