それでも本はやってくる!!

ピラミッド関連本

厳密にはピラミッドに限定していませんが、ピラミッド・スフィンクス・ギザ地区等ピラミッドエリアに関連するものをまとめました。

    タイトル  レビュー 評価  備考
  1  Mycerinus The Temple of The Third Pyramid at Giza G.ライズナーの発掘記録です。
この本を、普通に読み切れる人は、かなりのレベルと言えるでしょう。
これだけの発掘でも今のレベルから見ればまだまだということなのでしょうか。
自分のような素人は難しいのですが、巻末の図表を見ると、あまり知られていない発掘品が多くあることがわかります。
考古学的にピラミッドに夢中な人にはおすすめ、自分のようなレベルには難し過ぎるという評価です。
 ★★★  
  2  Königs Nfer Ir Ke Re ボルヒャルトのアブシール発掘記録シリーズの一冊です。
ネフェルイルカラーのピラミッドの調査報告書になります。
この王のピラミッドから、入口から前室に繋がる通路が直線ではなくやや東に曲がる特徴が始まるのですが、どういうわけか、自分が知っているかぎり、この本以外でそれを表す図表を載せているものはありません。
そういう意味で、この本は貴重です。
 ★★★★★  
  3  The Monuments of Sneferu at Dahshur
 Vol.1 The Bent Pyramid
ファクリーの屈折ピラミッドの調査報告書です。
クフの大ピラミッドをはじめとするギザのピラミッド群に比べて報告書が少ないダハシュールのピラミッドに関するものです。
3巻セットの1冊です。
初期の調査におけるきれいな写真があり、意外と多いこのピラミッドのファンにとっては重要な一冊です。 
 ★★★★★  
  4  The Monuments of Sneferu at Dahshur
 Vol.2 The Valley Temple
河岸神殿は、2冊組に分かれており、神殿と発掘品に分かれています。
The Monuments of Sneferu at Dahshurの3冊は、自分の持っているピラミッド関連の本の中で、貴重品と云えるものの一つです。
このシリーズは、入手困難だと思われます。
 ★★★★★  
  5  Zawiet El-Aryan The Cemeteries adjacent to The Layer Pyramid 現在でも謎の多いザウイエト・エル-アリヤンの重層ピラミッドについての本と思い購入したのですが・・・。
ピラミッドのと思うと期待を大きく外す内容です。
周辺の墓地に関する本で、確かに重要な内容なのですが、ここで、ピラミッドを触れずに済ますの?というところです。
 ★★  
  6  The Pyramids to The Southward of Gizeh 自分の書棚の中でも変わり種の部類に入る一冊。
ピラミッドの初期の発掘者で有名なペリングの本です。
珍しいイラストが多いのですが、どうしても購入する必要性はあるかどうかは微妙です。
自分が、アブワラシュのピラミッドの資料を集めていた時に購入しましたが、初期の目的にはほど遠い内容でした。
 ★★  
  7  Pyramids Tresures Mysteries and New Discoveries in Egypt Z・ハワス編集のピラミッド図鑑と言ってもよい本です。
自分が知っているエジプトのピラミッド群を網羅した本の中では一番情報が新しく非常に面白い本です。
なにしろ、各サイトはその専門家が担当しているという豪華なもので、ハワスは勿論、レーナー、シュタデルマン、ヴェルナーと知った名が並びます。
個人的に好きなピラミッドであるアブラワシュのジェドエフラーのピラミッドの平面図も正しいもの(レーナーやヴェルナーのものは衛星ピラミッドの位置が間違っています。)になっています。
このような本が、翻訳されないのは非常に残念で、日本のエジプト学の現状なのでしょう。
英語版は、比較的安く入手できます。
 ★★★★★★  
  8  Abou Rawashu Ⅰ&Ⅱ ジェドエフラーのピラミッドの調査報告書です。
フランス語ですので、さすがに如何とも・・・。
ただし、Ⅰについては、写真や図表が非常に多いので、ある程度知識があれば、十分資料として役立ちます。
自分のようなものにとっては、星6つですが、一般的なピラミッド好きには4つくらいでしょうか。
セット売りですが、片方なら、間違いなくⅠでしょう。
自分なら、3000円までは買いです。
 ★★★★  
  9  The Great Pyramids of Giza ギザのピラミッド群やスフィンクスの写真集です。
現代のものだけでなく、古い時代の貴重な写真もあります。
スフィンクスが、まだ埋もれている写真や、ピラミッドのすぐ近くまで氾濫したナイルの水があるものなどなど。
現代の“芸術的”写真にはあまり興味はありませんでしたが、古い写真はじっくりと見てしましました。
比較的多くある古い写真を見ることができるだけでも、この本は価値があります。
自分は、クフのピラミッドの本来の入口が開いている写真は、この本以外では見たことがありません。
 ★★★★  
  10  Re-used Blocks From Lisht リシュトのアメンエムハト1世のピラミッドで発見された古王国時代のレリーフ付ブロックについて書かれた本です。 
運が良ければ8,000円くらいでも入手できますが、現在の相場15,000円から25,000円のようです。
内容は、タイトル通りで、どちらかと言えばマニアックな本ですが、興味のある人は非常に楽しめます。
特に第4王朝の諸王の記念物から“頂いた”ブロックは見ものです。
少なくても、そうそう見られないクフ王に関連するブロックは興味深いものでしょう。
 ★★★★  
  11  Die ägyptischen Pyramiden : Vom Ziegelbau zum Weltwunder ライナー・シュタデルマンの著書で、和訳が望まれる本の一冊です。
この本も、いわゆる“年代もの”の部類に入るますが、ピラミッド全体を説明した良本です。
残念ながら、ドイツ語ですので、英語の本以上に自分には理解出来ていないです。
写真やイラストも多いので購入して損をした気にはなりませんでした。
珍しいものとして、最近の調査で行われたクリーニングされる以前のアブラワシュの写真、彼が調査したダハシュールの赤ピラミッドの外装部分、そして、なんと言っても黒ピラミッドの内部の写真。
最後の5枚の写真だけでも購入金額に見合うものでしょう。
その他、小ピラミッドの写真もあります。
ドイツ語が理解できなくても、ピラミッド好きは購入すべき本といえます。
 ★★★★★  
  12  The Boat Beneath the Pyramid ピラミッドに付属する船に関する本で、主にクフの船について書かれています。
自分が、クフの舟坑 (の蓋石に書かれたジェドエフラーに関する部分)に興味を持っていた時期に集めた本の一冊。
それほど難解ではなく面白いのですが、当初の目的だったジェドエフラーに関することは殆ど知識を得ることはできませんでした。
自分のような目的で購入するのでなければいい本でしょう。
比較的安価で購入でき、内容も悪くないです。
 ★★★  
  13  Egypt Pocket Guide The Pyramids シリオッティ氏の薄いガイドブック。
多くの言語に翻訳されていながら日本語版はありません。
多くの種類があり、これはピラミッド編です。
本当に薄いですが、カラーの写真とイラストが多く使用され非常にわかりやすいです。
この本を取り上げたのは、実に重要な情報が載っているからです。
メイドゥムのピラミッドには秘密の部屋が実際に存在したわけ(1998~2000の調査で発見)ですが、この本はそれを載せた最初期の本です。
自分は、この本の内容をガイドに聞きましたが、誰も知りませんでした。
詳しくは、自分のメイドゥムのページを参考にしてください。
 ★★★★★  
  14  Operations Carried on at the Pyramids of Gizeh in 1837 Volume Ⅲ エジプト初期の発掘者の一人ハワード・ヴァイスの著書です。
このシリーズは、廉価本で揃えています。
当然初版本とはいわなくても、廉価本は避けたかったのですが、1800年代前半出版のこの本を入手するのは、 並の覚悟では購入できません。
ちょうど、ギザ、ダハシュールのピラミッド群の資料を集めている最中で、ファクリーの屈折ピラミッドの初版本を押さえたばかりで、更に、セットで30万円の費用が調達できませんでした。
渋々廉価本に手を出しました。
Book Renaissnceという出版社のようです。
A4判で小さいのですが、図表抜きは、それほどないようです。
ピラミッド群を勉強する人は、過去の資料として手元に置く必要がある一冊です。
日本語に翻訳されているレーナーやヴェルナーの本に書かれていることが、全ての知識であり、また、そこに書かれていることが全て正しいとは限らないことを知らない自称エジプト通が多いことは日本におけるエジプト学の欠点の一つでしょう。
アブラシュのピラミッド一つを例にするだけで、レーナーやヴェルナーの本が間違っていることを、自分は証明できます。
この例に限らず、いわゆる大家とされる人物の意見を疑い、自ら確認するためにも、初期の発掘記録を入手することは必要でしょう。
本の内容だけなら最低星5つですが、今回は、大ハズレとはいいませんが、やはり廉価本はおすすめしません。
とりあえず、廉価本なら、1,000円から2,000円で購入できるはずです。
 ★★★★★  
  15  Scholars,Scoundres,and the Sphinx いわゆる純粋な考古学的な本ではないのですが、自分は、この種の本も集めています。 
この本は、旅行者が撮影したものも含めた19世紀から20世紀の写真集です。
実際に、砂に埋もれた状態のスフィンクスの写真の多くは、観光客の撮影したものです。
わざわざ書く必要もないのですが、大スフィンクス周辺の一番大規模な発掘を行ったバレーズ氏は、周辺の建築物を取り除いてクリーニングをしながら、それに見合う調査報告書を出版しませんでした。
この本を、どうしても必要な人はあまりいないでしょうが、持っていて損はないですし、面白いです。
 ★★★  
  16  The Pyramids A・ファクリーのピラミッド本です。
有名な考古学者のピラミッド解説書は多いのですが、個人的には、この本が好きです。
英語ではありますが、比較的わかりやすいですし、多くのサイトを調査した経験に基づいていますので、面白いです。
イラストや写真も多く、資料出典先として、彼の本が多く使われています。 
 ★★★★★  
  17  Giza Reports 1 M・レーナー率いるチームの調査報告です。
個人的興味が湧かないせいか、難しいだけであまり面白味のない本でした。
ただ、いつか読みたくなるのではと思い購入しました。
 ★★  
  18  Le mastabat Faraoun サッカラにある巨大マスタバ『マスタバ フャラウン』の調査報告書です。
1928年に本ですが、自分が所有しているのは1980年の再版本です。
フランス語ですので、一見では、ほぼわかりません。
読む楽しみがあるといえばあるのですが、せめて英語版が欲しいです。
内容は、各本に書かれたとおりです。 
 ★★★★  
  19  Book of Proceedings 第1回インターナショナル大スフィンクスシンポジウムの報告書です。
吉村氏の名前があります。
レーナーやハワスも参加しており、オカルトには関係なエジプト学のものです。
自分がスフィンクスの本を集めている最中に入手したものですが、素人にはどうでもいいようなことを延々とやっている風に思える専門家でないと楽しめないかもしれません。
当然、自分には難し過ぎます・・・部分的に面白いと思ったものもありましたが。
1992年の本です。
 ★★★★  
  20  Egyptian Pyramids and Mastaba Tombs (Shire Egyptology) Shire Egyptologyシリーズの薄い本です。
項目ごとに絞られているので価格もそれほど高くありませんが、内容は充実しています。
非常に専門的というわけではないので、入門編~中級の手前までというところでしょうか。
ただし、著者は、それぞれの専門家です。
 ★★★★  
  21  Abu Rawash  Alphascript Publosishingという名の出版社から出ている廉価本です。
2014年4月現在、アマゾンで7,000円強と価格になっていますが、内容から言えば、1000円程度が妥当でしょう。
とりあえず、ピラミッドについて書かれてはいますが、ウィキペディアからの転載ですし、タイトルのアブラワシュはタイトルにする妥当性がない数ページが書かれている程度です。
当然、図表も少ないです。
購入する必要性は感じません。
 ★★  
  22  Gilles Dormion “La chambre de Chéops 河江さんに、クフの内部構造についての資料について質問した時に、教えてもらった本です。
確かに、図表・写真もあります。
説明がフランス語というのがアレですが、図だけでも十分価値があります。
DORMION は、メイドゥムのピラミッドでお世話?になった方かもしれません。
フランス語ですがいい本です。 
 ★★★★★  
  23  Das Grabdenkmal des Königs Sa-hu-re アブシールサフラーのピラミッドの調査報告書2巻セットの1巻目です。
ボルヒャルトは、ネフェルティティの胸像の発見で有名ですが、アブシールのピラミッド群の調査も大きな業績のひとつです。
今回入手した1巻目は、建築関係がテーマになっています。
最初に書いてしまうと、この本でツタンカーメンの名前が見られると思いませんでした。
ツタンカーメンの名前が入ったレリーフが見つかったようですが、これは、この本で初めて知りました。
たぶん、ドイツにあるのでしょう。
ヴェルナーの本を読みこんで、ある程度わかったつもりでいたアブシールのピラミッドですが、まだまだです。
ボルヒャルトのアブシールのピラミッド群の本は、ドイツ語ではありますが、持っておくべき本でしょう。 
 ★★★★★★  
  24  Abusir XVI: Sahure - the Pyramid Causeway. History and Decoration Program in the Old Kingdom (Abusir Monographs) この本は非常ボリュームがあります。
本体の他にレリーフを大写しにしたものが付録のようについています。
サフラーのピラミッド はピラミッド本体よりもピラミッド付属の神殿と参道のレリーフに注目が集まることが多いです。
しかし、これに関する資料となるとあまりないです。
この本は少ないものの一つで面白いです。
おそらくボルヒャルトのものと対で読むといいのでしょう。
観光の資料にはなるまいという意見も多いのですが、この本を読むと参道の外壁外側という普通は見過ごす部分に面白いものがることがわかり、役にたつことを証明しています。
 ★★★★★  
  25  Abusir XIV: Faience Inlays from the Funerary Temple of King Neferre, Raneferre's Substitute Decoration Programme 2015年4月にやっと入手。
時期的にはタイムリーなのかもしれません。
CDロム付でこれはいいです。
このピラミッドで発見された遺物に関しての本なのですがアブシールに興味があればこれは持っていていいかもしれません。
 ★★★★  
  26  Abusir III: The Pyramid Complex of Khentkaus (Abusir Monographs) まとめて購入した3冊の1冊。
これは良いです。
アブシールでこのピラミッドを詳しく見るつもりがあるなら一度読んでおくことをおすすめします。
2015年の購入直前にこの王妃と同じ名前の別の王妃の存在が確認されたと発表されています。 
 ★★★★★  
  27  Abusir IX: The Pyramid Complex of Neferrei the Archaeology アブシールのピラミッド群の中で一番謎が多いネフェルエフラーのピラミッドについての大作です。
写真やイラストが豊富ですし、遺物に関する説明を多いです。
これは非常に多いです。
写真のほとんどがモロクロというところが少し残念ですがそれを割り引いても購入すべき本の1冊と言っておきます。 
 ★★★★★  
  28  The Pyramid Complex of Amenemhat I at Lisht: The Architecture 2016年購入。Dieter Arnoldの調査報告書。
最近読んだ中では一番衝撃を受け自分をピラミッドに引き戻した本です。
著者はこの地区を長年調査しています。
このリシュトのピラミッドは観光することができないので「現物を見る」が重要や要素になっている自分の興味から外れていたのですががぜんここはホットスポットになりました。
この本の中でアメンエムハト1世のピラミッドは現存するもの以外にもう1基建造途中で放棄破壊されたという説明があります。
その根拠はピラミッドの名前が2種類あるというものです。
自分はここを読んで慌ててレーナーとヴェルナーの本を読み返しましたが、彼らの本では旧ピラミッド名は葬祭神殿のものとなっており、自分もたいして感銘も受けず読んてそういうものかと流して読んでいたのですがここは重要でした。
なぜならこのピラミッド名は間違いなくピラミッドを示す決定資が付いているからです。
その旧ピラミッドはまだ発見されていませんが十分支持できる説ではないかと思います。
この本はイラスト・写真も多くアマチュアレベルでイメージすることが容易です。
非常にいい本です。
 ★★★★★★  
  29  The Pyramid Complex of Amenemhat I at Lisht: The Reliefs The Pyramid Complex of Amenemhat I at Lisht:2巻シリーズの2巻目です。
主に葬祭神殿から発見されたレリーフについての本で一部カラーになっています。
内容の衝撃度は1巻目に比べてないものの、このピラミッドについて知るなら持つべき1冊でしょう。
 ★★★★  
  30  Digital Giza: Visualizing the Pyramids タイトルと表紙だけを見たらハズレ廉価本の匂いがプンプンしますが、実際の中身はしっかりしています。
印刷が悪いのか図表が粗いのですが、それでも楽しめます。
この本で注目すべきはコンピュータによる3D復元図 の多様です。
同じテーマを扱っているので仕方がないとはいえ、いつもいつも同じ同じような写真ばかりは飽きてしまいます。
そういう点で、この本はこの種の本の未来を示したものかもしれません。
 ★★★★  
   31
 Fouilles a Dahchour a 1894 - 1895 D・モルガンのダハシュール調査報告書(1900年)です。
ダハシュールにある中王国時代のピラミッドについての初期の発掘についてを知りたて入手したのですが、思わぬものが一番最初に登場します。
ダハシュールにあるスネフル王時代のマスタバ群についても調査したように書かれています。
ここのマスタバについては以前から興味があったので大収穫。といいたいところですが問題がいくつか。
フランス語という最大の問題はとりあえずおいておいても、このマスタバ群の詳細な全体図がない。→あった。
これは他の資料を持ち合わせていない自分にとっては大きな問題です。。
ついでに言えば、赤ピラミッド付近とアメンエムハト2世付近くという2ヵ所にこの時代の墳墓群が存在するのだがどちらかもはっきりわからない・・・後者。 
せっかく手に入れた資料を有効活用するために更に投資をしなければならないという悪のスパイラルに堕ちるパターンです。
これは自分のメインターゲットだったアメンエムハト2世ピラミッドでもいえることで、せっかくの調査報告書ですが、素人の自分が見ても不完全で、専門家にはストレスが溜まることでしょう。
この時代が、まだ宝探しの延長だったようで、公刊されただけでもいいほうなのかもしれません。
ちなみに、この後にアメンエムハト2世ピラミッドを本格的に調査した形跡はないので、現在のシステマチックな調査をしたら色々出てくることでしょう。
その他センウセルト3世、アメンエムハト3世のピラミッドについても触れています。
ここで注目したいのはアメンエムハト3世ピラミッド(黒ピラミッド)の平面図。
現在の平面図は内部構造だけを示していますが、この本では彼の調査隊のピラミッド内部への「侵入経路」と日付が書かれています。
これによれば、北側中心から内部に入るという「正規ルート」を採ったものの、まったく通路が見つからず、ピラミッド中央から東に向かってところでようやく空間に行きついたことがわかります。
フランス語であるし不満はかなり残りますが、それでも自分にとってはいい資料です。
 ★★★★★★  
  32  Fouilles à Dahchour: Mars-Juin 1894 D・モルガンのダハシュール調査報告書。
こちらは1895年刊行です。
中王国時代のピラミッド周辺にあるマスタバの説明があるのですがこの本でも全体図がありません。
この本は、主にセンウセルト3世、アメンエムハト3世のピラミッドを扱っていますが、興味深いのはアメンエムハト3世のピラミッドの方でしょう。
思わぬ発見となった「アウイブラー ホル」の墓と遺物について詳しく書かれています。
モノクロですが写真とイラストで多くの遺物が描かれ、「お宝」についてはカラーイラストになっています。
 ★★★★★  
33   How the Great Pyramid Was Built 本当に普通。
よくある話が書かれているので初めての人にはいいでしょうが、レーナーの名前に釣られて買った自分にはかなりガッカリ。
ちなみにレーナーもハワスも中身にはまった関わっていません。
 ★★★  
  34  Giza and the Pyramids レーナーによるギザ地区の解説書のようなもの。
コンプリートシリーズの翻訳本「ピラミッド大百科」からかなり時間が経過しているので新しい発見や調査についても書かれています。
ただし、主テーマであるピラミッドやスフィンクスについては驚くべき内容が含まれているわけでもなく、また読みやすさという点では少々マイナスです。
さらにその内容が調査報告書のような非常に専門的なのかというとそうでもなく、どの辺をターゲットをして書かれているのかがやや曖昧です。

日本では通説になっている大スフィンクスのヒゲは実は大部分がカリロ博物館にあることを詳しく説明している図や、普段はあまり見かけないギザにあったツタンカーメンのキオスクの写真などはよかったですけど、ピラミッド内部の写真がもっとあるとよかったかなというのが自分の感想。
 ★★★★★  
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